和尚のミニ法話

光照寺の和尚によるミニ法話をお届けします。

和尚様和尚様2

2019/06/27

永代供養墓前庭の改修2

まあ素人仕事にしてはうまくいった方ではないかと思っています。
ホームセンターから御影石の縁石と黒玉砂利を買ってきて、写真のように敷き詰めました。
玉砂利の下には雑草防止の黒いシートを敷きました。
これからアジサイを植えて「紫陽苑」にしようと思っています。
今までよりもスカッとしてきれいになったのではないかと思いますがいかがでしょう。

2019/06/26

今朝のあじさい 6.26

今朝のあじさいの様子です。
多種多様なあじさいの鉢植えがずらっと並んでいます。
見頃です。

ごうぞご覧ください。

2019/06/26

永代供養墓前庭改修1

永代供養墓の前は、今まで芝生を張っていました。手入れが行き届かず荒れておりました。
草が生えたり、芝が枯れたり伸び放題になっていたり・・・。
芝生の管理は私のようなずぼらな者には不向きでした。最初に張った時の見栄えはいいのですが、数年たつとこのありさま。
そこで思い切って、「アジサイに囲まれた永代供養墓」にしようと思い立ち、芝生を全部剥ぎ取ってもらいました。
花に囲まれたきれいな供養墓にしようと思っています。

 

2018/12/19

生きつくす

「・・・つくす」というとどんな言葉を思い浮かべますか。
「食べ尽くす」。テーブルのものをきれいさっぱり全部食べてしまうさまです。出された料理を全部平らげてくれると作った方は嬉しいものです。
「語りつくす」。いろんな思い出話を余すところなく話切るさまです。友人と夜を徹しての話は友情をさらに深くしてくれます。
全部、残さず、きれいさっぱり、余すところなく・・・ そんな感じです。

先日、98歳のご老婦人の葬儀に参りました。
喪主さんのお話では、このおばあさんはずっと元気で過ごされておられましたが、一週間ほど前から食事ができなくなり、口からものが入らなくなりました。しかし苦しむこともなく、痛がる様子でもなく、すー、すーと静かに呼吸されていましたが、その呼吸もだんだん弱くなり、やがてロウソクの灯が消える如くすーっと息が無くなりました。
老衰ということですが、これこそ大往生でした。息子さんである喪主さんは安心して見届けることができたとおっしゃっていました。

まさに「生きつくした」終いだったようです。
お釈迦様からお借りしたこの命を、98年間にわたってまさに生きつくされました。お釈迦さまもご満足であろうと思います。

「生きつくす」ことはなかなかできるものではありません。病気や事故、災害、等で「生きつくす」ことができずに亡くなる方がほとんどのご時世です。自分だけがそう願っても叶えられないことが多いようです。
「生きつくす」のに支えとなってくれたご家族、施設の方々等々のご苦労も忘れてはなりません。

私は、自分の人生を「生きつくす」ことができるかわかりませんが、せめて今日一日の命を生きつくしたいと思います。

 

2017/09/20

彼岸花

今日は彼岸の入り。ちょうど時期をあわせたかのように、あちらこちらに彼岸花が咲いています。
彼岸花は不思議な花ですね。彼岸になると忘れずに必ず咲きますもんね。今年は長雨だったからいつもより遅くなるとか、晴天に恵まれて早く咲くとかなくて、どんな天候でも彼岸になると咲きます。自然の摂理なのだろうと前から思っていました。ところが、今日はたと気が付きました。彼岸花は、仏様の「おーい、そろそろ彼岸だよ。到彼岸の修行の用意はいいかい。」とのお告げを伝えるためにこの時期に咲くのではないだろうかと。
「彼岸イコール墓参り」みたいな習慣ができつつありますが、本来の彼岸の意味は彼岸に到る六つの徳目(六波羅蜜)の実践強調週間なのです。
彼岸花は曼殊沙華とも言いますね。字面からしていかにも「仏様からのお遣い」のようですよね。